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目次
「は・が」の推定の結果から,SVMが,「は」を「が」と誤って推定,「が」を「は」と誤って推定したものを各一文示す.
次の一文は,SVMが「は」を「が」と誤って推定したものである.
素性の頻度分析の結果から,述部の係り先に「こと」が存在していると,「が」が出現しやすいことがわかっている(頻度:286,確率:0.898).
このルールから,誤った推定をした可能性がある.
- 「は」を「が」と誤って推定
- しかし、実際【は】分かっていても、口にだせないことが多いのだろう。
次の一文は,SVMが「が」を「は」と誤って推定したものである.
素性の頻度分析の結果から,述部に係る体言の文節以外の主部に格助詞「が」が存在している場合,「は」が出現しやすいことがわかっている(頻度:396,確率:0.909).このルールから,誤った推定をした可能性がある.
- 「が」を「は」と誤って推定
- グロズヌイについては捕虜の大半【が】ほとんど予備知識がなかったという。
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推定に成功した推定を次に示しす.
- 「は」を「は」と正確に推定
- 新進党の川端達夫衆院議員【は】十六日、山花貞夫氏らとの新会派結成のため、十七日に同党に離党届を提出することを決めた。
- 「が」を「が」と正確に推定
- しかし、実際は分かっていても、口にだせないこと【が】多いのだろう。
平成25年2月12日