表4.4に結果を載せる. ここでの再現率の分母はパターンベース法で抽出した100文を利用している. なお,表4.4の「パターンベース法+SVM」は 4.1節のパターンベース法により変遷情報の候補を取りだし, SVMにより変遷情報が含まれているかの判定を行った方法であり, 「パターンベース法+ME」は4.1節のパターンベース法により 変遷情報の候補を取りだし,MEにより変遷情報が含まれているかの判定を行った方法である.
結果としては,SVM,MEを追加して行った方法の両方でパターンベース法のみの方法よりもF値が上昇した. 変遷情報を抽出する際,機械学習を使用することが効果的であることが確認できた.