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実験結果

大量の文から人手で作成したパターンを利用して,変遷情報を自動で抽出した. シードパターンは34個入力した. 以下に図4.1の<パターン>に対応している,使用するパターンを載せる.


\begin{spacing}{0.75}
\begin{itembox}[c]{使用するパターン}
\begin{verbatim}1,...
...Y は X から派生>
34,<Y を発生させる X>\end{verbatim}
\end{itembox}\end{spacing}

また,以下に抽出できた文の例を載せる.

[
c]抽出できた文の例1 しかしこのヒドロキシルラジカルの元となる過酸化水素を除去する酵素も人間は持っています。




[
c]抽出できた文の例2 氷温の状態で素材をねかせると、細胞が凍るまいとして旨みの元になる成分を作り出し、熟成が進みます。




[
c]抽出できた文の例3 鹿児島県肉用牛改良研究所は24日,体細胞クローン技術で生まれたウシの細胞から作った「再クローン牛」が生まれたと発表した。




この実験で抽出できた文は3,115文である. しかし,3,000文程度では少ないと思われる. これはシードパターンが少なかったこと, シードパターンの質が悪かったことが原因として挙げられる. 解決方法としてはシードパターンの見直しが考えられる. また,サービスの類似パターンを利用することも考えられる.



平成25年3月13日