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目次
提案手法
図4.1にパターンベース法の概要図を示す.
大量のWeb文書から,図4.1のように
「Xを元にしたY」「Xから生まれたY」「Xから派生した」などの変遷情報が抽出できると思われる
パターンを適用する.
パターンを適用し自動抽出するために,本研究では,
ALAGINの「意味的関係抽出サービス」を利用する.
このサービスにより,図4.1右下のように,パターンが適合した文が自動的に抽出することができる.
また,このサービスでは取得時に詳細なオプションも設定することができる.
オプションの1つに,
シードパターンから作成した類似パターンを利用できるというものがある.
本研究での事前の実験では,このオプションを利用すると,
抽出されたものの性能は低かった.
このため,本研究では自動で作成される類似パターンは利用せず,
入力したパターンのみを利用する.
平成25年3月13日