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目次
本研究では,モノリンガルコーパスの翻訳文から精度の高い文を抽出し,対訳コーパスに加えることで,
対訳コーパスを増加させる手法を提案した.実験の結果,BLEU値において0.25%の向上,また,NIST,METEORにおいてもわずかに翻訳精度の向上が認められた.
わずかしか翻訳精度の向上が認められなかった原因として,抽出された文対のなかに,精度の低い文が含まれていたことが挙げられる.今後は,より精度の高い翻訳文の抽出方法を検討する.また,より大量のモノリンガルコーパスを用いて,
翻訳精度を向上させる方法を検討する.
平成23年3月3日