また,#5の同意率は,68%(=593/870)であった.
この結果から,一致率の結果と同様に, 判断条件の使用により,明らかに同意できない出力数が抑制されること, 必要性に基づき対称な情緒属性の追加を行ったことにより, 過剰な対称性の考慮が抑えられ,同意できる出力数が増加したことが確認できる.
以上から,判断条件が理想的に運用できる状況では, 同意できる情緒推定が可能であることを確認した.