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自動推定方法

計算機の出力する情緒は,次の手順で求める. まず,入力文をパターン辞書を用いて解析する. その結果,判断条件,情緒名,情緒主などが得られる (判断条件不使用時には,ここで得られた情緒名,情緒主などをそのまま出力する). 次に,判断条件の命題関数の真偽を, 情緒主と関連事物との関係から決定する. 判断条件の真偽に基づき情緒を出力するか否かを定める. 入力1文に対して,複数出力を行う場合もある.

判断条件の有無,および, 対称な情緒属性の追加の仕方に応じて6通りの推定方法を行う. 6通りの推定方法を表6.2に示す.


表: 推定方法
# 判断条件 対称追加    
1 不使用 なし    
2 使用 なし    
3 不使用 全ランク追加    
4 使用 全ランク追加    
5 不使用 $S$$A$追加    
6 使用 $S$$A$追加    



平成25年2月12日