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追加の様子

対称な情緒属性の追加を行った例を図4.1に示す.

図: 対称な情緒属性を追加したレコード例
\begin{figure}\centering
\fbox{
\begin{tabular}{l}
日本語文型パターン:$N$1が$N$2...
...\\
セ霆鐚$N$2 情緒対象:$N$1 \\
\end{tabular}}
\end{tabular}}\end{figure}

$S$に分類される情緒原因〈教訓〉を持つ用言「$N$1が$N$2に影響する」には, 情緒属性(情緒名《好ましい》・判断条件「目標実現・近」)が存在する. この情緒名と判断条件の組は,対称な情緒属性の調査において,情緒原因〈教訓〉の場合に,調査対象となった組である. そのため,これらに対して, 対称な情緒属性(情緒名《嫌だ》・判断条件「目標実現・離」)が追加された. 情緒原因は追加を行わないため,空欄となっている. 情緒主・情緒対象は既存の情緒属性と同じものである情緒主$N$2・情緒対象$N$1を追加する 追加により,$N$2にとって$N$1が目標実現に悪影響である状況も考慮している.



平成25年2月12日