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「対人関係・上」への補修例

3.1は「対人関係・上($x$, $y$)」と補修された判断条件の例である. まず〈優越〉は,「自分の能力を周囲の者より高く自己評価した」という情緒原因の特徴のラベル名である. 判断条件「対人関係・上」は,二者が積極的な人間関係であり,かつ情緒主が情緒対象に対して優位な関係にあることを関係づける場合に使用する. 〈優越〉の特徴は,結合価パターン「$N$1が$N$2と間隔が空く」の語義からは「他人と比較していること」しか確認されないが,判断条件「対人関係・上」によって,残りの部分「高く自己評価した」を補う.

図: 対人関係・上へ補修したレコード例
\begin{figure}\centering
\begin{tabular}{l} \hline
*結合価パターン:$N$1が$N...
...uad*情緒名:《好ましい》 \\
\hline
\end{tabular} \vspace{0mm}
\end{figure}



平成23年3月2日