本手法の方が回答時間が短かった例

図5.3の例の比較においては本手法の方が 回答時間が短かった．設問は「この記事の中で湾岸戦争中から機雷除去に参加していると書かれている国を全て答えてください」 であった．解答は「掃海業務に就いている米、英、サウジアラビア海軍」の部分から米，英，サウジアラビアと分かるが， 本手法では「掃海」が重要単語として強調表示されている．つまり，設問の「機雷除去」というキーワードから 「掃海」という重要単語につながれば，図5.3のように重要単語箇所の把握が本手法で早くなることを利用して， 回答時間も短縮できると考える．

図 5.3: 本手法の方が有効であった例(評価実験2)