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実験結果

入力文57文に対し,37文が受動文から能動文に復元することができ,カバー率は 65%(37文/57文)となった.本実験では,変換規則で作成した受動パターンは, 格助詞「が・に・を」を使用した受動文を正しく解析できた. また,受動パターンの不備を検証するため,誤りがあった事例を 表5.1に示す.


表 5.1: 予備実験における変換失敗の内訳
分類 原因 頻度
1 形態素解析の誤り 1
2 受動パターンの助詞が不足 15
3 格要素の意味属性制約 3
4 格要素の個数に変化 1



平成22年2月11日