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METEORは適合率Pと再現率RからF値を求めた後に,単語の非連続生に基づいてF値を修正して評価を行う自動評価法である.F値と修正に用いるペナルティ関数は以下の式で計算される.
METEORの値域は0〜1であり,高いほど翻訳精度が高い.(3.40)式において,は翻訳文と正解文の一致率であり,は単語を対象として,翻訳文と一致するものを1つに統合したときの数である.,,はパラメータである.一致率を計算するときの類義語などのマッチングには一般にWordNetを用いる.このマッチングでは,意味や概念が近い類義語のマッチング,単語の語形変化を同一のものとして処理することが可能であり,人手評価に近い評価結果を得ることができる.
平成24年3月23日