next up previous contents
次へ: 提案手法における統計翻訳部の実験 上へ: 翻訳実験 戻る: 提案手法におけるパターン翻訳部の実験   目次

パターン翻訳部の実験結果

実験は以下の2つの実験条件で行う.

実験条件1

閾値が0.25以上の日英対訳単語辞書を用いて日英文パターン辞 書を作成し,その日英文パターン辞書と閾値が0.01以上の日英対訳単語辞書 を用いてパターン翻訳を行う
実験条件2

閾値が0.01以上の日英対訳単語辞書を用いて日英文パターン辞 書を作成し,その日英文パターン辞書と閾値が0.02以上の日英対訳単語辞書 を用いてパターン翻訳を行う

日本語学習文での出力文数を表6.2に,日本語テスト文での出力文数を 表6.3に示す.尚,表中における``適合した文数''は10,000文中でパター ン翻訳が行われた日本語入力文の数を示し,``出力文数''は適合した文数から得 られた英'語出力文の数を表している.


表 6.2: 日本語学習文での適合した文数と出力文数
  適合した文数
出力文数
実験条件1 47,053
51,441
実験条件2 80,988
728,819


表 6.3: 日本語テスト文での適合した文数と出力文数
  適合した文数
出力文数
実験条件1 362
566
実験条件2 2,103
61,467

6.3の結果から,実験条件1では日本語テスト文の適合した文数が362文 であるのに対し,実験条件2では2,103文と大きく増加している.


next up previous contents
次へ: 提案手法における統計翻訳部の実験 上へ: 翻訳実験 戻る: 提案手法におけるパターン翻訳部の実験   目次
平成22年2月11日