40#40 | (2.11) |
この仮定を使い,2.11式は2.12式のようになる.また,Model1と同じく重要な特徴として,和と積を入れ換えることができるため,計算効率を向上させることができる.
26#26 | 3#3 | 41#41 | (2.12) |
3#3 | 42#42 | (2.13) |
Model1と同じく,ラグランジェの未定係数を使い, 29#29 , 43#43 の制約のもとで2.13式を最大化する問題を解くことで,2.14式,2.15式の2つの式が得られる.
44#44 | 3#3 | 45#45 | (2.14) |
46#46 | 3#3 | 47#47 | (2.15) |
48#48 は対訳ペア中の英単語eと仏単語fが対応付けられる回数の期待値を表し, 49#49 は英単語の位置iが仏単語の位置jに対応付けられる回数の期待値を表す.
Model2は次の繰り返し計算によって推定される.
Model2は複数の極大値を持ち,必ずしも最適解を得られるとは限らない.しかし,Model1は 50#50 となるModel2の特別な場合であると考えることができる.しかし,Model1は最適解が保証されているため,初期値としてModel1によって求められたパラメータを使い,Model2の精度を高めることができる.