next up previous contents
次へ: 情緒推定一般規則 上へ: 文脈情報の管理 戻る: 入力テキストと本辞書の照合   目次

適合パターンの情報抽出

次に適合パターンのレコードに,オブジェクトと人物の関係を解析した結果は 「後状態」のみ,要因を解析した結果は「前状態」と「後状態」が付与された情 報を抽出する.図5.6における適合パターンに付与された情報を抽出した 結果を図5.7に示す.
図 5.7: 情報出力プログラムの実行結果
\begin{figure}\centering
\footnotesize
{\tt
\begin{tabular}{l}
\hline
super...
...)).\\
person('花子', user, '花瓶').\\
\hline
\end{tabular} }
\end{figure}
5.7の要領で,複数の文からなる入力テキストから黒板モデルに基づい た整合をとった結果をまとめて文脈情報とする.図5.8にその結果を示 す.
図 5.8: 文脈情報の生成結果
\begin{figure}\centering
\footnotesize
{\tt
\begin{tabular}{l}
\hline
1~~~~~...
...'花瓶'),person('花子',user, '花瓶')).\\
\hline
\end{tabular} }
\end{figure}
入力テキスト(図5.5)の1行目から 生成された情報として,図5.8における4行目に生成されている.同様 に 入力テキストの2行目は図5.8の3,5行目に,入力テキスト の3行目は図5.8の1,2行目に生成されている.



平成22年2月11日