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今後の課題

本研究において,各素性についての有効性の調査,組合せによる性能向上についての実験を行ったが,blog等の対話文以外での適用が 困難な状態である.これは,物事の流れが対話文に比べて省略される傾向にあることや,話の場面が飛び飛びに書かれていたるする ことが原因であると考える.また,本実験で使用した対話行為タグというものが他の文章には付与されていないため,対話行為素性や 心的状態ラベル素性には推定対話行為を用いることしかできないことも精度の低下に繋がっていると考える.よって,今後の課題は, 対話文以外でも運用可能である素性の考案,推定対話行為そのものの精度を上昇させること,参照する文で得られる情報から状況准教授の 流れをさらに把握できる方法の模索が必要である.

平成25年1月15日