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本研究のアプローチ

本研究では,命題表現と文末表現の組合せで文全体の情緒を推定する手法の実現を目指す.そこで,中道らの研究[1]での考 え方を利用する.日本語の文における情緒を「命題部の情緒($E1$)+文末表現=文全体の情緒($E2$)」という形で定義すると,$E1$ を前節,文末表現を接続表現,$E2$を後節と当て嵌めることができる.この関係を用い,文末表現の情緒性変換を分類する事により,文 末表現の情緒性変換規則を発見するというアプローチをとる.また,文末表現については,前田[1]が作成した情緒傾向値付 き文末表現パターン一覧を用いる.



takumi shirayanagi 平成22年2月11日