次へ: 従来方法実行例
上へ: 従来方法
戻る: クロスフェード方法
目次
従来方法の実行手順を図4.2に示す.
図4.2において接続したい前の音節素片(1),接続したい後の音節素片
(2)の2つの音節素片の波形が示されている.波形における□で囲まれた部分がそ
れぞれの接続する波形である.
- 後の音節素片の波形を相互相関係数を用いることによって,2つの音節素
片の相関が最も高い位置に波形をシフトする(2').これにより,接続す
る位置が決定される.
- それぞれの音声波形を点線で示された直線に近似することにより,それ
ぞれの波形の振幅を足しあわせた時に元の波形と同様の振幅になるよう
に重み付ける.
- 最後にそれぞれ線形近似した(1),(2)の波形を足しあわせることにより,
(3)の波形となる.
平成23年3月16日