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FFT(高速フーリエ変換)

FFTは離散フーリエ変換を計算機上で高速に計算するアルゴリズムである. 離散フーリエ変換は,時間軸上でサンプリング(離散化)して得られたデータ列に 対するフーリエ変換である. Nの2乗個のデータ数しか,扱えない(Nは任意). 離散フーリエ変換の式を(3.1)式に示す.


$\displaystyle f_j = \sum_{k=0}^{N-1} x_k \exp\left( - \frac{2 \pi i j k}{N} \right) \qquad j = 0,\dots,N-1$     (3.1)

離散フーリェ変換の時間計算量はO ( N2 )である.高速フーリエ変換では,時間 計算量をO( N log N )に減らすことが可能である.



平成23年3月16日