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従来のパターンベース情緒推定の問題点

判断条件を常に成立するものと仮定した これまでの手法では, 過剰な推定が行われるという 問題がある.例えば,「彼が病気を貰う」という例文において, 図3.1のセット3のみが利用されるべきであるが, セット1とセット2も利用されてしまう. よって,この例文の情緒推定結果は,《好ましい》,《喜び》,《悲し み》の3つが出力されることになる.

図 3.1: 用言「貰う」のレコード
\begin{figure}\centering
\fbox{
%\footnotesize
\begin{tabular}{l}
日本語パタ...
...霆鐚隋ГN$1,情緒対象:$\phi$\\
\end{tabular} }
\end{tabular}}
\end{figure}



平成23年3月9日