次へ: 謝辞
上へ: soturon6
戻る: 今後の課題
目次
本研究では,先行研究[2]で判断条件「目標実現」が付与された
5,932件のレコードに対して,二者の関係の方向性である「接近」と「解離」を
示す情報を追加した.修正した「目標実現」の付与精度を調べるため,ランダム
にサンプリングした300件のレコードに判断条件を再付与した結果,77.3%の精
度があることが分かった.誤り分析に従って,今後さらに付与精度を向上させる
必要がある.
その後,判断情報知識ベースを構築し,判断条件を使用する情緒推定の性能につ
いて調査した.
その結果,推定精度は46%から69%に上昇した.これにより,本研究の情
緒推定の有効性を示すことができた.
平成21年3月19日