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判断情報知識ベースの構築結果

第5.1.1節の手順に従って構築した本知識ベースの全体数と一部を表 5.1と表5.2に示す.




表 5.1: 判断情報知識ベースの全体数
判断条件 データ数
目標実現・近 21
目標実現・離 13
合計 34

「目標実現・近」と「目標実現・離」でデータ数が違うのは,離を付与したレ コード数が,近が付与したレコード数よりも少なかったことにより,離のパ ターンが適合しにくかったためである.

5.2に判断情報知識ベースを示す. 格要素ごとに$T$あるいは$F$に偏る傾向が確認できる.









表 5.2: 判断情報知識ベース
データ数 判断条件 (第一引数, 第二引数) $T$ $F$ $?$
1 目標実現・近 $\phi$, ツバメ) 73 27 0
2 目標実現・近 $\phi$, キズ) 18 82 0
3 目標実現・離 $\phi$, キズ) 86 2 12
4 目標実現・近 $\phi$, 障害物競争) 43 46 11
5 目標実現・近 $\phi$, 携帯電話) 50 35 15
6 目標実現・離 $\phi$, 携帯電話) 30 60 9
7 目標実現・近 $\phi$, テスト) 61 39 0
8 目標実現・離 $\phi$, テスト) 69 25 6
9 目標実現・近 $\phi$, 渋滞) 16 62 22
10 目標実現・離 $\phi$, 渋滞) 84 12 4
11 目標実現・近 $\phi$, 実技試験) 100 0 0
12 目標実現・離 $\phi$, 実技試験) 67 33 0
13 目標実現・近 $\phi$, 彼) 62 38 0
14 目標実現・近 $\phi$, 携帯番号) 52 42 4
15 目標実現・近 $\phi$, 誕生日プレゼント) 86 4 8
16 目標実現・近 $\phi$, 災害) 15 56 28
17 目標実現・離 $\phi$, 災害) 100 0 0
18 目標実現・近 ($\phi$, 屈辱) 28 70 2
19 目標実現・離 ($\phi$, 屈辱) 92 0 8
20 目標実現・近 ($\phi$, 給料) 60 30 9
21 目標実現・近 ($\phi$, ゴミ) 36 47 17
22 目標実現・離 ($\phi$, ゴミ) 67 0 33
23 目標実現・近 ($\phi$, 勝利) 82 2 16
24 目標実現・離 ($\phi$, 勝利) 13 81 6
25 目標実現・近 ($\phi$, 偽物) 24 72 4
26 目標実現・離 ($\phi$, 偽物) 71 0 29
27 目標実現・近 ($\phi$, コーヒー) 57 33 10
28 目標実現・近 ($\phi$, 作文) 90 10 0
29 目標実現・離 ($\phi$, 作文) 0 100 0
30 目標実現・近 ($\phi$, みかん) 68 32 0
31 目標実現・離 ($\phi$, みかん) 0 100 0
32 目標実現・近 ($\phi$, 手紙) 90 10 0
33 目標実現・近 ($\phi$, 牛乳) 69 27 4
34 目標実現・離 ($\phi$, 牛乳) 12 76 12

*$T$$F$$?$の単位は%


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平成21年3月19日