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判断条件の追加

3.3の下線部は,本稿で新しく追加する判断条件の種類である. 「生理」と「目標実現」の後に「近」と「離」を追加し,「接近」と「解離」 を確認できるようにする.「不要」は,結合価パターンの語義だけで,ほぼ 情緒原因の特徴を示す場合に付与する.

図 3.3: 判断条件の種類
\begin{figure}\centering
%\footnotesize
\begin{tabular}{l} \hline
生理\\
\q...
...{不要}\\ [3pt]
\hline
\end{tabular} \vspace{0mm}
%\vspace{5mm}
\end{figure}

以下に追加する判断条件の意味を述べる.
[
c]判断条件の意味
生理・近:
二者が生理状態に関係するものであり,かつ「接近」 の関係であることを関係づける場合に使用する
生理・離:
二者が生理状態に関係するものであり,かつ「解離」 の関係であることを関係づける場合に使用する
心理・近:
二者が心理状態に関係するものであり,かつ「接近」 の関係であることを関係づける場合に使用する
心理・離:
二者が心理状態に関係するものであり,かつ「解離」 の関係であることを関係づける場合に使用する
目標実現・近:
二者が目標実現に関係するものであり,かつ 「接近」の関係であることを関係づける場合に使用する
目標実現・離:
二者が目標実現に関係するものであり,かつ 「解離」の関係であることを関係づける場合に使用する
不要:
結合価パターンの用言ので解析される語義が,情緒原因をほぼ 示している場合に使用する



平成21年3月19日