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音声波形の前後のpause部分を除いていない状態

4には,音声波形の前後のpause部分を除いてなく,位相の正規 化は母音と子音を区別していない状態において,位相を考慮していない場合(従来手法)と初期位相を標準化して特徴抽出を行った場合の実験結果を示す.




表 4: 音声波形の前後のpause部分を除いていない状態の各話者の認識率
  mau mms ftk fyn 平均
従来 92.67[%] 90.90[%] 93.00[%] 87.50[%] 91.0175[%]
位相標準化 92.25[%] 90.06[%] 88.84[%] 87.79[%] 89.735[%]

実験の結果,従来手法と比較すると,話者ftkのみ位相を標準化した認識率が向上したが,他の話者の認識率は低下した.



平成21年3月17日