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観測系列の生成確率を最大にするモデル
のパラメータの局所的最適値
を求める方法として,Baum-Welchアルゴリズム(パラメータ再推定法)がある.
モデル
が観測系列
を生成する場合において,
時刻
で状態
から状態
に遷移する確率
を次のように定義する.
ここで,シンボル生成課程で,時刻
で状態
にいる確率
を定
義する.
この
と
からモデル
の再推定(
)を次のように行う.
- 初期状態確率
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(49) |
- 状態遷移確率
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(50) |
- シンボル出力確率
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(51) |
再推定された
の評価は次のようになる.
-
→ (局所的な)収束状態
-
→ シンボル系
列
を出力するより最適なモデル
を推定
Baum-Welchアルゴリズムは,学習データの尤度を最大にするようにパラメータを
学習する.本研究では,HMM初期モデルの再推定に使用されている.
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平成21年3月17日