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考察

6.26.36.4の通り,特徴度が下がるほど,ヒント有りの出 現数も減っている.ここで,表6.2の下線部に注目 すると,提案手法を使用した手順1の方が,同じ特徴度区間におけるヒント有り 出現数の割合が高い.表6.36.4においても同様のことがいえる.これらより, 特徴度が高い区間において,様々な場面に対する分析を実行できるといえる.

したがって,提案手法を用いることで,「江ノ島海岸」における特徴度区間 1.295〜0.595,「若狭湾」における特徴度区間1.590〜0.540,および,「三陸海 岸」における特徴度区間1.591〜0.541でも,観光開発案につながる様々な情報を 高い確率で読むことができるといえる.

以上より,提案手法を用いることで,ヒントを容易に発見することができるため, 長所情報に対する人手分析の支援となっていると考えられる.



平成23年3月1日