次へ: 謝辞
上へ: g_thesis8
戻る: 今後の課題
目次
言語の意味理解の1つとして,テキストから情緒を推定する技術が研究されている.
ここで,情緒推定の処理過程が複雑化してきたことや,評価実験の支援が必要な
こと,ならびに情緒推定の応用に向けて検討が必要であることに対して,支援
ツールが必要となってきた.そのため,本研究では,自然言語処理における情緒
理解の研究のための支援ツールを構築した.
テストベンチの使用感の評価では,テストベンチの使用方法が説明無しで理解で
きるといった評価や,アンケートの集計の時間的コストが削減できたといった評
価が得ることができた.
以上から,使いやすいインタフェースを持ち,評価実験における結果の集計を効率的に
行うテストベンチの構築ができた.今後の課題は,アンケートサブシステムへの
機能追加と,仮想キャラクタへの対話機能の追加である.
平成21年3月31日