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目次
情緒推定に取り組むために,徳久[5]は8種類の基本情緒を定義して
いる.そこでは《好ましい》,《期待》,《喜び》,《悲しみ》,
《恐れ》,《怒り》,《嫌だ》,《驚き》の8種類の情緒が選ばれている.本研
究ではそれら8種類の情緒を用いる.文から情緒が感じられない場合には《情緒
なし》を付与することにする.
また,《好ましい》,《期待》,《喜び》を「正の情緒」と呼び,《悲しみ》,
《恐れ》,《怒り》,《嫌だ》を負の情緒と呼ぶ.《驚き》と《情緒なし》は,
正負の情緒という比較においては,「情緒なし」と判断する.
以上のように,本研究において情緒は9分類系と3分類系を使用する.
平成20年6月3日