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フレーズ(長文節)への適用

音節波形接続方式は,フレーズ(長文節)においての有効性が未だ確認 されていない.そこで本研究では,フレーズにおける音節波形接続方式の有効性 について調査する.

なお,本研究においてのフレーズは,単文では主部と述部で,重・複文では2 つの単文の主部と述部である.したがってフレーズの境界は,文発声における息 継ぎに相当する. 以下に具体例を示す.なお,括弧内の「-」はポーズを表している.

(1)単文

学校は-家より遠い
(2)重文

群集を退散させるために-警察を呼んだ
(3)複文

たばこが-健康に悪影響を及ぼすというのは-定説になっている



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平成20年3月22日