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半連続HMMの場合

符号張の中の分布数を$ M $ として,出現確率は式(53)のようになる.

$\displaystyle b_{ij} (y) = \sum_{m=1}^M \lambda_{ijm} b_{ijm} (y)$ (53)

ここで,

$\displaystyle \sum_{m=1}^M \lambda_{ijm} = 1$ (54)

である.この混合分布のパラメータの内,平均値$ \mu_m $ および 共分散 $ \Sigma_m $ は,すべての出現分布で共通化してある. 従って,分布の重み $ \lambda_{ijm} $ は,遷移状態( $ s_i \to s_j$ )ごとに推定する.これらの推定式は,

$\displaystyle \hat{\lambda_{ijm}} = \frac{\sum_{t=1}^T \gamma (i,j,t,m)}{\sum_{t=1}^T \gamma (i,j,t)}$ (55)

$\displaystyle \hat{\mu_{ijm}} = \frac{\sum_{all(s_i \to s_j)} \sum_{t=1}^T \gamma (i,j,t, m) y_t}{\sum_{all(s_i \to s_j)} \sum_{t=1}^T \gamma (i,j,t,m)}$ (56)

$\displaystyle \hat{\Sigma_{ijm}} = \frac{\sum_{all(s_i \to s_j)} \sum_{t=1}^T \...
...{( y_t - \mu_{ijm} )}^t}{\sum_{all(s_i \to s_j)} \sum_{t=1}^T \gamma (i,j,t,m)}$ (57)

となる.

平成24年3月20日