Viterbiアルゴリズムは,シンボル列を生成したモデルにおける最適
な状態遷移系列(最適経路)と,その経路上での確率を求めるためのアルゴリ
ズムであり,本実験では,HMMの初期モデルの作成,音節境界位置の計算に使
われている.シンボル列
に対する
最適経路は,状態遷移確率
を最大にするような経路
である.Viterbiアルゴリズムの詳細
について参考文献[12]より引用し,説明する.
時刻tにおいて,状態 がシンボル列 生成する確率の最大値 を求める.
以上の操作により,最適経路 が 求められる.