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「は」格,「が」格に対する本研究における対応

7.2の問題に対して,本研究ではパターンを照合用に加工する際に,「は 格」,「が格」のどちらにも適合出来るようにしている.しかしながら,機械的 に作業を行ったため,情緒主と情緒対象の出力に間違いが見られる.

本研究では,日記コーパスに情緒対象の情報が付与されていないため,情緒対象 の出力の評価を行っていない.しかしながら将来的には,日記コーパスに情緒対 象の付与を行った後,再度情緒推定実験を行って,格要素の省略に対してパター ンがどのように変化するかを調査するとともに,正しい情緒属性の出力が出来る ように,パターンや推定機構の改良を行う必要がある.



平成19年3月12日