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情緒推定の例

情緒推定の例を示す.

入力文:
息子たちは嬉しそうだった。
適合パターン数:
2件
適合パターンID:
ID0085-01-1
適合パターン:
$ N1$$ N2$に 嬉しい」[$ N1$(*) $ N2$(4人)]
情緒主:$ N2$,情緒対象:$ N1$,情緒名:《喜び》
適合変数:
情緒主:話者,情緒対象:息子たち
適合パターンID:
ID0085-02-1
適合パターン:
$ N1$が 嬉しい」[$ N1$(4人)]
情緒主:$ N1$,情緒対象:その他,情緒名:《喜び》
適合変数:
情緒主:息子たち,情緒対象:その他
回答出力:
情緒主:息子たち,情緒対象:その他,情緒名:《喜び》

入力文にパターンが適合すると,パターンの持つ情緒属性が得られる.この例の 場合,2つの適合パターンの情緒名は同じであるが,情緒主と情緒対象の情報が 正しい後者を人手で選択し,その情緒情報を回答出力とする.注意として,適合 パターンはそれぞれ「$ N1$$ N2$に 嬉しい」,「$ N1$が 嬉しい」であるが, 前述したとおり,「$ N1$が/は $ N2$に 嬉しい」,「$ N1$ が/は 嬉しい」のよう に加工されたパターンで照合を行っている.そのため,1つ目の情緒対象および2 つ目の情緒主において,「息子たち」が変数内容となっている.



平成19年3月12日