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実験条件

評価実験は,Asetの男女各10名のうち男性話者3名,女性話者3名で行う. 本実験では認識にHTK[9]を使用する.実験環境は表2にまとめる.

特徴パラメータはMFCCを使用する.HMMの共分散行列にはDiagonal-covarience (以下,Diagonalを使用する.HMMは連続型HMMとする. その他の実験環境は表2にまとめる. stream数は3に設定し,MFCC,ΔMFCC,対数パワー とΔ対数パワーをそれぞれ多次元ガウス分布で表現する. 実験でのパラメータの再推定において,データ不足により作成できない音 素HMMが存在した場合,混合分布数を下げて作成する.


表 2: 特徴パラメータの実験条件
基本周波数 16kHz
分析窓 Hamming窓
分析窓長 25ms
フレーム周期 10ms
音響モデル 3ループ4状態(連続分布型)
stream数 3
特徴 12次MFCC+Δ12次MFCC
パラメータ +対数パワー+Δ対数パワー(計26次)
(母音・撥音)
連続型 MFCC 10,ΔMFCC 10,
HMMの 対数パワー 4,Δ対数パワー 4
初期モデル (その他の子音)
混合分布数 MFCC 4,ΔMFCC 4,
  対数パワー 2,Δ対数パワー 2



平成20年3月11日