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混合HMM

混合HMMは,話者適応における認識精度の低下を防ぐために,話者適 応HMMと不特定話者HMMを組み合わせて作成する. 話者適応において,学習データ内の音素数が少ない音素ほど,話者適 応HMMの信頼性が低いと考えられる.よって,学習データ内の 音素数が少ない音素に不特定話者HMMを用い,音素数が多い音素 に話者適応HMMを用いる.

具体的には,音素数の基準を$n$個とした場合, 学習データ内の音素数が$n$個未満の音素に不特定話者HMMを用い,$n$個以上の 音素に話者適応HMMを用いる.このようにして作成した混合HMMを 「$n$個未満混合HMM」と呼ぶ.

5に,n個未満混合HMMの作成の様子を示す.図中の番号は, 各HMMの作成する順番を示している.

図 5: 混合HMMの作成手順
\fbox{
\includegraphics[scale=0.5]{eps/hybrid.eps}
}



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平成20年3月11日