結果として,単語出現頻度について,各カテゴリにおいて特徴的な単語の出現 を確認した.スパースさ調査より,用言・名詞が日本語単文の意味分類体系 を基準に網羅性が高いことがわかった.よって,WWWテキストの意味的偏りが少 ないことを確認した.情緒表現の出現頻度を調査した結果,各カテゴリごとの 全用言数に対し,5%程度の出現を確認した.
よって,本研究の目的であったWWWテキストの情緒研究への利用可能性の確認結 果は,意味的 偏りが少なさと情緒表現の出現の確認から,利用可能性があるという結果にな った.
今後の予定としては,検索エンジンの搭載が考えられる.