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あとがき

本研究では,真理項を用いた英文パターン検索実験を行い,意味的に適 切な英文パターンを出力するための最適な真理項の検索条件について調査した.

その結果,6つの全真理項(文種別+統語構造+節間キーワード+節間の意味分類+従 属節の意味+主節の意味)を指定した場合,カバー率$R1$が80%と,ある程度高い 値が得られることが示された.また統語構造+従属節の意味+節間の意味+節間キー ワードを指定した場合,正解率$P2$ が60.0%から100%と高い値が得られること がわかった.真理項のパラメータには木構造になっているものがあるため,今後 の課題としては,検索条件である真理項の組み合わせと,生成文の作成方法の再 検討による正解率の向上を考えていきたい.



平成18年3月20日