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方法

以下で示す方法で調査を行った.

  1. 同じ英語パターンを持つ対訳パターンのグループ化を行う.

  2. グループの中から,対訳パターンを2つ以上を含むグループのみを抽出する.

  3. 抽出したグループ内の日本語パターンの包含関係についての調査を,以下に示す方法で行う.

  4. グループ内の日本語パターンの原文それぞれについて,グループ内の他の日本語パターンに適合するか調査を行う.

  5. 調査結果から,包含関係にあるパターン対(包含関係候補)と,互いに包含関係にあるパターン対(互いに包含関係候補)を抽出する. この時の互いに包含関係とは,$A \supseteq B$ かつ $B \supseteq A$という関係である.

  6. (互いに)包含関係候補に対して,パターン間の差異を調査する. なお,この時の各パターン対は,(互いに)包含関係にあるとは断定は出来ない. 2.4節で示したように,すべての日本語文に対する調査を行っていない為である. しかし,可能性がある為「候補」としている.



Keichiro Katayama 平成17年5月20日