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照合結果を用いた包含関係の判定
パーサの照合結果を用いて,パターン間の包含関係の判定を行う.
本稿では,パターン中の記号を展開しているため,展開後のパターンの照合結果を総合して判定する必要がある.
そのため,次の手順でパターンとパターンの間の包含関係
の有無を判定する.
- パーサの照合結果より,個に展開された入力パターン
とパターンとの照合結果
を抽出
- パターンがパターンに含まれる割合を
と定義し,次式に従い算出
- 以下の3通りに分類
- (a)
- パターンはパターンを包含する.
- (b)
- パターンの展開後パターンの一部はパターンに含まれるが,全体では包含関係に無い.
- (c)
- パターンはパターンを包含しない.
数式では以下のように記述する.
平成18年5月1日