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${\eta }$の積の関係

辞書(3)から辞書(12)を同時に汎化したものが辞書(13)である.辞書 (2)と辞書(13)を同時に汎化したものが辞書(14)である.${\eta}_{R1}$${\eta}_{N}$はそれぞれ辞書(3)から辞書(12)の${\eta }$の積をとると辞書(13)の ${\eta }$に近い.辞書(2)と辞書(13)の${\eta }$の積をとると辞書(14)の ${\eta }$に近い. これは,汎化された部分がそれぞれのパターン辞書において独立しているためだ と考えられる.

これより,それぞれの時制・相・様相関数を個別に汎 化し,それぞれの汎化の効果の積をとれば,時制・相・様相関数を同時に汎 化したパターン辞書の汎化の効果が予測できると考えられる.


平成17年3月22日