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時制・相・様相関数の汎化の例

以下に時制・相・様相関数を汎化した時の様子を示す.
時制関数と使用頻度が1,000以上の相・様相関数に対し同時に汎化
手順(1)時制関数がパターンに記述されているに記述されているかを調 べ,記述されている場合,手順(2)を,記述されていない場合,手順(3) を行う.

$WJ$234653-01: /y $GEN$1 ! $NUM$2$1^{ /tk $N$3は}#4[ /cf $ADV$5] /tk $N$6について /cf $V$7^rentai !ために$1 /cf( $V$8.reru.teiru.teinei| $ND$8をされています)。

手順(3)基準パターン辞書から,時制関数と関数が組み合わさって記述 されている述部の中で,時制関数が記述されている位置を調べる (表2).そして,[3]と表1より,パターンの述部に自由時制 関数を挿入する位置を決める.そして,手順(4)を行う.

$WJ$234653-01: /y $GEN$1 ! $NUM$2$1^{ /tk $N$3は}#4[ /cf $ADV$5]/tk $N$6について /cf $V$7\fbox{{ }}^rentai !ために$1 /cf($V$8.reru.teiru.teinei\fbox{{ }}| $ND$8をされています)。

手順(4)表2より,パターンの述部に自由時制関数を挿入する.そして, 手順(5)を行う.

$WJ$234653-01: /y $GEN$1 ! $NUM$2$1^{ /tk $N$3は}#4[ /cf $ADV$5] /tk $N$6について /cf $V$7 \fbox{\char93 1[{\it.kakodarou}]}^rentai !ために$1 /cf( $V$8.reru.teiru.teinei \fbox{\char93 1[{\it.kakodarou}]}| $ND$8をされています)。

手順(5)相・様相関数の中で意味的に包含関係をもつ他の相・様相関 数が存在するか調べる.存在する場合は,手順(6)を行い,存在しない 場合は,手順(7)を行う.

$WJ$234653-01: /y $GEN$1 ! $NUM$2$1^{ /tk $N$3は}#4[ /cf $ADV$5] /tk $N$6について /cf $V$7#1[.kakodarou]^rentai !ために$1 /cf( $V$8 \fbox{{\it.reru}{\it.teiru}{\it.teinei}}#1[.kakodarou]| $ND$8をされています)。

手順(6)相・様相関数の中で意味的に包含関係のもつ相・様相関数を統 合し新たな関数を定義し,意味的に包含関係のもつ相・様相関数を 新たな関数に置換する.そして,手順(7)を行う.

$WJ$234653-01: /y $GEN$1 ! $NUM$2$1^{ /tk $N$3は}#4[ /cf $ADV$5] /tk $N$6について /cf $V$7#1[.kakodarou]^rentai !ために$1 /cf( $V$8 \fbox{{\it.rerurareru}{\it.teiru}{\it.teinei}}#1[.kakodarou]| $ND$8をされています)。

手順(7)相・様相関数に任意記号を付ける.

$WJ$234653-01: /y $GEN$1 ! $NUM$2$1^{ /tk $N$3は}#4[ /cf $ADV$5] /tk $N$6について /cf $V$7#1[.kakodarou]^rentai !ために$1 /cf( $V$8 \fbox{\char93 1[{\it.rerurareru}]\char93 1[{\it.teiru}]\char93 1[{\it.teinei}]}#1[.kakodarou]| $ND$8をされています)。


平成17年3月22日