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局所翻訳の可能性の検証について

局所翻訳の可能性については,4.4節の結果で示した3つのシステムの再現率$R$, 適合率$P$にて評価ができると思われる.よって,現段階で,約70%〜76%であ ることが分かった.また,入力動詞句に対する英語の理想解の構成単語数ごとの スコア(0から1に正規化したもの)を図[*]に示す.
図: 各単語数でのスコア

[*]より,構成単語数が2単語から7単語に近付くにつれて,スコアが 減少する傾向がある.しかし,7単語を過ぎると,0.5から0.8までの範囲に収まっ ている.
    これは,主動詞と主名詞の構造を中心に評価したためと考えられる.今後 の課題に,その他の部分の訳出構造を検討することがあげられる.



平成17年4月14日