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section1@0.40.1おわりに
文型パターンにおける選択記号は文型パターン辞書のパターン数を2倍相当にしてい
て, かつ適合率をおよそ2%向上させていることが分かった. さらなる向上を狙
い, 選択記号表示の漏れの吸収および表記の均質化を行ったが, 狙った程の効果
は得られなかった.
これにより, 現在の付与されている選択記号に関しては表現のゆらぎを吸収する
に十分な効果があるということが明らかになった. また, 人手で作成した文に
対しても, 日本語原文と同じだけの適合率が示され, 母集団が変わっても日本語
原文を入力とした際と同じだけの効果があることが明らかとなった. しかし, 文
型パターン中に選択記号となるべき箇所が残っていることが明らかとなった.
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平成18年3月24日