next up previous contents
次へ: 実験結果 上へ: 出力英文作成時の注意点 戻る: 日本語パターンの注意点   目次

英語パターンの注意点

本研究では, 英語パターンを使用して出力英文を作成する場合, 前置詞および冠詞 については任意で英語パターンに追加(または削除)した. 例を以下に示す.

変更可能英語パターン例の英語パターンを使用して英文作成を行う場合, $N1$及 び$N3$には入力文の意味を表す適切な英単語が選ばれる. 名詞を英語で表す際, 任意で冠詞(a, theなど)が必要な場合がある. 冠詞が必要な場合は人手で任意に 英語パターンに冠詞を追加した. また, 英語パター ンに表記されている前置詞「in」は, 通常, 前の動詞または後ろの名詞によって 変化(on, at, with, または必要無しなど)する。よって, 英語パターンに表記されている前置詞は任意で変更可能とした.

一方, 接続詞などの文の文法構造を決定する表記は任意で変更できない. 例 を以下に示す.

変更不可能英語パターン例では, 接続詞「and」がパターンに字面表記されている. 「and」は文の文法構造を決定する重要な要素である. よって, 英語パターンに 字面表記されている, 文の文法構造を決定する要素(when, that, whitchなど)は 任意に変更できない.



平成18年3月24日