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英文作成可能例>
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英文作成不可能例>
英文作成可能例では、入力文と適合した日本語パターンを比較すると, 入力 文の「ごはんを」がマッチしていない. パターン翻訳では, 入力文のマッチしていない部分は後に要素合成法で加える. 「ごはん」と「食べる」は独立した関係 (線形関係)であり, それぞれの単語は別々に英語辞書から検索できるため, この 例は英文作成可能となる。
一方, 英文作成不可能例では, 入力文と適合した日本語パターンを比較する
と, 入力文の「煙草」がマッチしていない. 動詞「吸う」を英語に翻訳する場合,
「吸う」にはいくつもの訳があり, 入力文の意味を示す「smoke」を出すには「吸う」
対象が「煙草」でなければならない. つまり, 「煙草」と「吸う」は独立してい
ない関係(非線型関係)であり, 実際の翻訳で理想的な訳を作成するためには「煙
草」と「吸う」のどちらも文型パターンに適合していなければならない.