ヒット率

ヒット率とは，入力文と適合したパターンの文字単位での一致率である．ヒット 率は文型パターンパーサから得られる. 例を以下に示す．

(入力文)
私は子どもの将来を思うと切ない。

• <ヒット率100%の例>
  (適合した文型パターンとマッチしている部分(下線部分))
  私は子どもの将来を思うと切ない。
  (日本語パターン)
  N1は/N2の/TIME3を/V4と/切ない。
  (英語パターン)
  $N1$ 'get'#2(Î<>present|Î<>past) stressed out when $N1$ $V5$ #1[$N1$Î<>poss $N3$]'s $N4$.
  (出力英文)
  I get stressed out when I think of my children's future.

• <ヒット率56%の例>
  (適合した文型パターンとマッチしている部分(下線部分))
  私は子どもの将来を思うと切ない。
  (日本語パターン)
  N1は/V2と/AJ3。
  (英語パターン)
  $N1$ 'is'#1(^present|^past) $AJ3$ to $V2$ #2(^present|^past) to.
  (出力英文)
  I is painful tp think to.

ヒット率100%の例では, 入力文に対して質の高い英文が作成できた. 一方, ヒット率56%の例では, 入力文の意味に合わない英文が作成されている. よって, 一般的にヒット率が高い日本語パターンを選択した方が，品質の高い出力英文を 作成できる可能性が高い．