正答 | 対応不可 | パターン無し | 正答率 | |
受身、使役対応有り | 85.2%(23/27) | 3.7%(1/27) | 11.1%(3/27) | 95.8%(26/27) |
受身、使役対応無し | 22.2%(6/27) | 66.6%(18/27) | 11.1%(3/27) | 25.0%(6/24) |
注:正答率はパターン無しを除く。
また、表11について以下に示す。
受身、使役対応有り
正答例:委員会の事務局が置かれた。「が」格が「を」格に変化し、「事務局を置く」として認識するために、 パターンが適合する。
対応不可例:花を咲かせる。使役文に対する誤りである。「を」格が「が」格に変化しなくてはならない ため、現在の格変化規則では対応できない。
パターン無しの例:欄外に招致委の名称が印刷された。受身文であるが、適合するパターンが存在しない場合である。
正答例:数字が羅列されていた。「数字を羅列する」の意味で取るはずではあるが、「数字が羅列する」という 意味で取る事によって、別の意味で正答となる。
対応不可例:委員会の事務局が置かれた。受身、使役対応有りでは正答となるが、対応無しでは「が」格が 変化しないため、パターンと適合しない。
パターン無しの例:欄外に招致委の名称が印刷された。パターン無しについては、受身、使役対応有りと共通である。