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: 用いる文のルール : 評価実験の方法 : 評価実験の方法   目次

実験の手順

以下に実験の手順例を示す。

1:新聞記事の文を単文に加工する。

弱いように見えるものが強いものを従え柔らかいものが固いものを征服する という老子の予言が胸にずっしり響く。→予言が胸にずっしり響く。

2:単文を形態素解析する。
予言が胸にずっしり響く。
1. 予言(1220,[1503,1436,1025])/が(7410)
2. 胸(1100,[578,1238])/に(7430)
3. ずっしり(4110)
4. 響く(2116)/。([P]0110)

3:形態素解析済みの文をプログラムにかける。
ID.No 101818 = 6.500000 (候補パターンの点数)
(2)予言が/胸に/ずっしり/響く。 [ 101818 ] (入力文と候補パターンID)
101816 : 2108 1064が578 863 2610に から響く
101817 : 1349 2354 922 1064が388 2610に で響く
101818 : 1が1に響く(結合価パターン照合において候補に上がったパターン)
540107 : 1148が響く
540086 : 2354が874 884に響く
(上の5文は結合価パターンIDと結合価パターン)

4:人手で正解かどうか判断する。今回の場合は候補パターンが一つしかない。 101818のパターン「(1 全て)が(1 全て)に響く」 は意味的に入力文と合致しているため、正解となる。



平成14年4月10日