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: 評価実験の方法 : 入力文に対する結合価パターン対の選択方法について : 点数計算の例

受身、使役文への対処方法



結合価パターンは能動態で登録されている。 受身や使役の文を結合価パターンに対応させるためには、 単純に受身、使役文を結合価パターンに登録する方法や 既存の結合価パターン自体を変形して入力文に対応させる方法等がある。 本研究では入力文の格助詞を変更して平叙文で認識する。 一時的に文章を平叙文に直す事により、入力文は結合価パターンに対応し、 受身、使役文に対しても結合価パターンを用いる事ができる。

格変化対応表を表3に示す。 対応表は受身、使役文を平叙文に直す際に最もよく使う格変化を基本とする。 ただし、「に」格についてはかかる名詞が主体(注釈あり)となる場合は 格変化せず、「を」格についてはかかる名詞が主体となる場合のみ 「が」格に格変化する特別規則を設けている。
例:契約が交わされている。
→契約を交わす。(「が」格→「を」格に変化)



表 3: 受身、使役の格変化対応表
受身、使役 が格 に格 を格 と格 から格
平叙文 を格 が格 を格 と格 が格


注:一部例外あり。具体的な適応範囲は(4 人)以下と (534 生物)以下の意味属性の名詞。




平成14年4月10日