Next: 5.まとめ
Up: 音声対話システムにおけるインストラクションによる 発話制約効果
Previous: 3.実験結果
本研究におけるインストラクションは,ビデオによる例示で利用例を示す程度
と簡易的であり,インストラクションの時間は5分とタスクの平均達成時
間4.5分と同等なので,ユーザにかかる負荷は低いと考えられる.
それに対してユーザの発話は制約されるので,システムの認識率向上に
有効であると言える.
Table 1:
インストラクションの有無による比較
インストラクション |
有り |
無し |
出現単語総数 |
141 |
164 |
出現単語種類数 |
17種類 |
62種類 |
出現文総数 |
104 |
82 |
出現文種類数 |
18種類 |
34種類 |
単語エントロピー |
3.28 |
5.13 |
図4.インストラクションの有無による
出現分布の違い(単語)
図5.インストラクションの有無による
出現分布の違い(文)
2001-10-09